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Author:ugandakonpei


青年海外協力隊現職教員参加制度でウガンダに派遣中。
帰国は平成23年3月21日


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「濃い時間を生きる」

 
2009/07/29(Wed) Category : その他

 出会いは別れの始まり、生は死の、喜びは苦しみの、始まり。夜毎、息子の小さな頭に頬ずりするようにして眠る時、その日なたに干した毛布のような髪の匂いを嗅ぎながら、私は至福と同時にそれを失うときを想い、恐れを感じてしまう。うなされて私の手を無意識に求める小さな手を握りながら、その手が大きくなって私の手をはみだし、私の手を必要としなくなる時が、まもなく来るだろうと予感してしまう。彼の成長を喜びながら寂しくなり、癒されながらほんの少し傷ついていく。まるで、十代の恋愛のようだ。
 育てることは、別れの準備。一人で生きていけるように練習させる事。別れは宿命なのだ。だからいつまでも一緒にいたいとか、所有したいと思うと、育みは害悪にかわる。けれども、育む対象はあまりにも新鮮で、美しくいとおしい。離し難い。こんな思いをするなら、愛すべきではなかった、産んでさえいなければ、とすら思う。時間を止めたい。この幸せな愛くるしい時間を引きのばしたい。けれど、容赦なく時は流れ、止めることはできない。
 それならば、「濃い」時間を創造しよう。それは、喜び、悲しみ、感動、苦しみが重層的に訪れ、ぎっしりとつまった時間だ。恋愛でもいい、子育てでもいい、友情でもいい、しっかり愛し、かかわり、じっくり味わうとき、いのちの時間が濃くなる。永遠は、時間の長短ではない。宇宙は、いつも「今」しかない。今、何を恐れることなく、恋するように生きよう。苦しみだろうが、何だろうが、今を味わい尽くすしかない。
                           (中略)
 本来、死は生の一部で、ごく自然なこと。けれど、近代文明に生きる私たちは、普段見えなくされている死が、突然迫っても、向き合うことはできない。・・・(略)・・・マーグリーズは、死を見つめることができないことがひきおこす、現代人の悲しみを伝えようとしているのだろうか。死が隠されたとき、友情は完結できず、時として破壊や戦いにかわるということを。

                                          永野裕紀乃 「濃い時間を生きる」より


宇宙は、いつも「今」しかない。
今、何を恐れることなく、恋するように生きよう。
苦しみだろうが、何だろうが、今を味わい尽くすしかないのだから。

ご心配おかけしましたが、ブログを再開します。

 
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